こんにちは！ひだまり歯科です！

脳梗塞などを患った際にお医者さんから「血液をサラサラにするお薬」をもらうことがあります。

これを抗血栓薬といい、血栓症の予防と再発防止の為に使用します。

つまり、血を固まりにくくする（サラサラにする）効果があるということです。

ワーファリン、プラザキサ、イグザレルト、エリキュース、リクシアナ、バイアスピリンなどなど…

たくさんの種類がありますが、これらのお薬を飲んでいる方は歯科での治療に注意が必要になります。

なぜなら、抜歯などの出血を伴う治療で血が止まりにくいからです。

大出血とまではいかなくとも血がずっと続けたら体への負担もありますし、止血の方法も工夫が必要です。

血が止まりにくい患者さんへの抜歯を行う際に基準となる数値があります。それが

「PTーINR値」というもので、お医者さんにかかった時に採血をしてわかるものです。

これが2〜３の値であれば抜歯が可能と判断されます。3.5以上の場合は、主治医の先生の判断が必要になってきます。お薬を一旦中断したり、量を減らしたりなどの指示が出るときもあります。

ひだまり歯科ではなるべく患者さんの不安や負担を抑えて治療を行う為に、いかなる数値であっても抜歯の際は主治医の先生と連携をして治療を進めます。

血が止まりにくい場合は止血方法を変えたり、安全なところまで止血ができたことを確認してから治療を終えるなどの対策を講じています。

このほかにも飲んでいるお薬によってはお医者さんや薬剤師さんとの連携が大事になることがありますので、歯医者へ受診される際はお薬手帳を持っていかれると安心ですよ〜！