こんにちは!ひだまり歯科です!

「口内炎も無いし、火傷をしたわけでも無いのに舌がピリピリヒリヒリする…」

そのような症状はないですか?

それはもしかすると『舌痛症』かもしれません。

 

舌の痛みの原因や症状は、被せ物による刺激・口腔乾燥・カンジダ症など様々です。

目に見える傷もないのに舌の先や舌の横側がピリピリ・ヒリヒリ痛いのであれば、それは『舌痛症』に分類されます。

 

舌痛症は高齢の女性に多く見られる症状で、患者さんの9割が閉経後の女性という報告もあります。このため女性ホルモンなどの内分泌機能異常や心理的ストレスなどが発症に関わっているのではないか?と考えられていました。最近の研究ではそれ以外にも様々な複雑な要因もあることがわかってきています。

 

その要因とは、

・唾液分泌量の低下や筋機能の低下
・口腔乾燥
・舌やお口周りの筋肉の浮腫
・歯軋りや食いしばり
・舌が前歯に接触して過敏になる
・睡眠薬や安定剤などの神経伝達抑制剤の服用

などが挙げられます。

 

舌痛症の改善のために口腔内を清潔にしたり、不適合な被せ物を整えたりします。また、お薬の減量やお口周りの筋肉のストレッチをしたり、姿勢の改善をするなど全身からもアプローチする事もあります。原因が特定しにくいため、症状とうまく付き合いながら改善策を模索していくことが大切になります。

 

 

舌の痛みが強い場合はお近くの歯医者さんで見てもらってくださいね〜!