こんにちは!ひだまり歯科です。
タイトルの通り、お口の中は細菌が繁殖しやすい環境になっていることをご存知でしたか?
まず前提として、細菌が繁殖してしまう条件というのが、細菌が生息していることだけでなく
温度・水分・栄養分
この3つがポイントになります。特に、温度が35℃前後くらいだと、ある程度の水分と栄養があれば爆発的に増殖してしまうそうです。
ここでお口の中をイメージしてみましょう。
大人のお口の中には300種類の細菌が生息しており、歯に付着した歯垢1mgに1億個以上の細菌(口腔内細菌)がいると言われています。人のお口の中は何かの問題がない限り常に唾液が出ている状態です。お口の温度は体温と同じくらいの37℃前後で保たれています。食事をしたら食べかすも残ります…。
すでにお察しだとは思いますが、
水分も温度も栄養もバッチリなお口の中は細菌にとって最適な環境になってしまっているのです。
口腔内細菌は歯や歯茎だけでなく全身にも悪影響を与えることがわかってきていますので、なるべく清潔に保つことが重要です。(全身への影響は別の機会で詳しくお伝えいたします)
しかし「唾が出るのは止められないし、体温も変えることができないよ!」と思いますよね。
唯一対処できるところが栄養分となる食べかすを取り除くことなのです。
口腔内細菌は清掃を怠るとどんどん繁殖してしまいます。なので食後の歯磨きはとても大事なのです!
また、歯磨きをすると食べかすだけでなく細菌の塊である歯垢も取り除くことができます。
口腔内細菌の量を減らすことは繁殖を抑えることにもつながりますから、歯ブラシだけでなく歯間ブラシやデンタルフロスなども併用して綺麗にしていきましょうね!
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