こんにちは！ひだまり歯科です！

「８０２０運動」は聞いたことがありますか？

これは、「80歳で20本の歯を保とう」という日本歯科医師会が勧めている運動（目標に近いかもしれません）です。

日本人の平均寿命は延びているにもかかわらず、歯の寿命はそれに追いつけていないのが現状です。

厚生労働省の調査によると、40歳を境に歯の本数が減り始め、60歳代で20本、80歳代では残っている歯はわずか8本まで減っているそうです。

なぜ20本を目標にしているかというと、自分の歯が20本あれば、ほとんどの食べ物を噛み砕くことができ、食事を美味しく食べることが出来るようです。

食べ楽しみは生きる意欲にもつながります。

歯が失われてしまう原因の多くは「虫歯」「歯周病」です。最近では若い時から歯周病になってしまう方が多く、歯周病による歯の喪失リスクがより一層高まってきています。

人間の永久歯は抜けてしまったらもう２度と生えてきません。

差し歯などの治療ができればいいのですが、虫歯の状態がひどい場合はそれすらもできない事もありますし、歯周病で歯が丸ごと抜けてしまった場合の治療方法は本当に限られています。

そうならないためにも今ある歯を大事にしていくことが必要です。

「もうすでにかなりの本数が失われてしまっているけど…」という方は、今残っている歯をしっかり磨き、歯がない部分を入れ歯などで補ってあげることが重要です。

しっかり噛める状態を作ること、そしてその状態をキープすることが口や体の健康につながっていきます。