こんにちは、ひだまり歯科です。
最近はまた新型コロナウイルスやインフルエンザが流行のピークに達しています。
冬はより一層念入りに手洗いうがいをすることが求められている時期ですね。
そんなウイルス菌とは別にお口の中の最近も嚥下機能と非常に密接に関わってくるのです!
当院には、最近咽せるようになってきたから飲み込みの検査をしてほしいとご依頼をいただくことがあります。
その方のお口の中を見てみると、食べかすや歯垢・歯石が沢山付いている方が稀にいらっしゃいます。
そんなお口の中の状況のまま咽せが続くと一体どうなるでしょうか。
誤嚥性肺炎のリスクがぐんと高くなります。
誤嚥性肺炎は、お口の中の細菌が肺に入ることにより熱が出て肺炎を引き起こすというものです。
お口の中を清潔にしていれば咽せがあったとしても細菌が少ないので誤嚥性肺炎のリスクは下がります。(もちろん絶対にならないとは言い切れません)
誤嚥性肺炎で入院し病院の先生から絶食を言い渡され辛い経験をしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。その後回復し、食事を再開しようとしてもしばらくお口から食べていない期間があると飲み込みの機能が低下しているのでミキサー食や柔らかいもの、トロミの付いたものなどからスタートすることが多いです。
鼻からカメラを入れて実際に食事をしてもらうという内視鏡検査を経てようやく安全に元のお食事に戻れることもあります。
しかし、お口の中が汚れていると、たとえ飲み込みの機能が安全でもお口の中は細菌が沢山いるため誤嚥性肺炎の危険が伴います。
なのでまずは、お口の中を綺麗にしてからお食事の形態を上げたり、嚥下機能のリハビリなどを進めていくことが最優先なのです。
当院では、定期的な口腔ケア(週1回〜)も行なっていますので、まずは一度ご相談ください!
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