こんにちは!ひだまり歯科です!
年齢を重ねると噛む力や飲み込む力が弱くなり、食事中に食べ物を誤嚥してしまうことが多くなってきます。そういう時に意識すると良いポイントがいくつかあります。
今回はお家でできる食べる時の姿勢について、簡単なものを紹介します。
①座位が保てる方の場合は、できるだけ椅子や車椅子に座った状態でお食事をしましょう。
この時に、深く腰掛けた状態で足が床にしっかりとつくことが大切です。椅子に座った姿勢を横から見たら、足首・膝が90度に曲がり、背筋がピンと伸びた姿勢になっていればバッチリです。
もし椅子が高くて足裏が床につかないようであれば、雑誌や段ボールで調整してあげましょう。
車椅子の場合はフットペダルから足を下ろし、床に足をつけるようにしましょう。そのほうが足首を90度の角度に保つことができます。
②背中が後ろや横に倒れてしまう場合はクッションやタオルで支えてあげましょう。
先述したように、背筋が伸びている状態の方がスムーズに飲みこみやすいです。背中が後ろに倒れてしまわないよう大きなクッションなどを入れてあげると簡単に姿勢が整います。
「ごっくん」をするときは顎を引いた状態の方が楽なので、背中に支えを入れるときは少し前かがみになるようなイメージだといいかもしれません。もちろんやりすぎはNGですよ〜!
③身体とテーブルの間は握りこぶし1つ分の間隔を開け、手の届く位置に食器を置きましょう。
食べ物をお口に運ぶまでの間で、なるべく違和感がないようにしてあげることがポイントです。身体とテーブルの距離が近かったり、食器との距離が遠かったりすると食べにくさがででしまいますよね。動作がスムーズに行えるよう配慮してあげましょう。一人ひとりそれぞれ食べやすい位置があると思いますので、ここは人に合わせて変えてあげることが大事になります。
以上がお家でもできそうなポイントとなっています。取り入れられそうなものからトライしてみてくださいね。
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