こんにちは!ひだまり歯科です!

ベッドでお食事をする際にも気を付けておくとよいポイントがあります。

①リクライニングの角度を45度〜60度にしましょう。

嚥下の動きをスムーズにするために45度〜60度の角度をつけると良いです。ある程度リクライニングの角度をつけても問題ない方は90度に近い位置まで持ってくるとより良いです。

②腰や背中がリクライニング部に沿うように座りましょう。

椅子に座った時と同じような感覚にすることが重要になります。なので、腰を深くかけるように、リクライニング部に腰や背中をしっかり当てて支えがある状態にします。もし隙間ができてしまうようであればタオルなどを挟むと良いです。

③首が安定しないときはクッションなどで支えましょう。

頭が後ろに倒れてしまわないことが大事です。少し顎を引くような姿勢が理想的ですので、後傾してしまうときはクッションでサポートしましょう。

④足に支えを入れましょう。

座ってお食事をする姿勢に近づけると自然と力も入り飲み込みやすくなります。例えば、膝下にクッションやタオルを入れて膝の角度が90度になるようにし、足裏には段ボールを置いてあげたり、膝が曲げられないのであれば足裏だけは何かに接地できるように丸めたタオルを置いてあげるなど、その人に合わせた支えを作ってあげることが大切です。足に力が入らないとスムーズに飲みこむことが大変になります。

⑤介助が必要な場合は目線を同じ高さにしましょう。

ベッド上のお食事だと介助が必要な方も多いかと思います。目線を同じ高さにすることで、頭が大きく後ろに倒れるような角度から介助しなくて済みます。

 

なかなか難しいかもしれませんがトライすることも大切なので、できるところから挑戦してみましょう。