こんにちは!ひだまり歯科です!

今回は誤嚥性肺炎について簡単にお話ししたいと思います。知れば知るほど奥が深く難しい内容になってしまうので、概要だけでも伝わればいいなと思っています。

誤嚥性肺炎を簡単にいうと、食べ物や異物・唾液やお口の中の細菌などが誤って気管に入り、肺に入ってしまうことで引き起こされる肺炎のことを指します。

 

通常であれば、くしゃみなどの反射的な動作によって異物が気管から排除されるのですが、

加齢や認知症・神経障害などのさまざまな理由から嚥下機能(飲み込む機能)が低下してしまうことで本来の反射が鈍くなり、そのまま肺に到達してしまうことがあります。

そうして引き起こされる肺炎が「誤嚥性肺炎」というのです。

誤嚥性肺炎の症状には、発熱・呼吸困難・咳・痰の増加・胸痛などがあります。高齢者や基礎疾患を持つ人は重症化しやすく、場合によっては命に関わる状態となることもあります。

 

予防策としては、お口を綺麗に保つこと、嚥下機能の評価や改善、食事や飲み物の調整、姿勢の管理などがあります。また、適切なリハビリテーションや口腔ケアも重要です。

 

もし誤嚥性肺炎の症状やリスクを感じる場合は、医療機関を受診し、適切な対策や治療を受けることが大切になります。