こんにちは!ひだまり歯科です!
前々回からとろみのついた飲料を紹介しているのですが、引き続き懲りずにお伝えしていきます!「こんなものがあるんだ〜」と知ってもらうことで、むせが気になってきた時の飲み物・食べ物の選択肢が広がるといいなと思っています。少しでも美味しく、そして少しでも安全に飲みこみやすいものを今後もシェアしていきたいなと考えています。
今回は、株式会社宇治園さんが発売している「とろみ茶シリーズ」です。こちらはひだまり歯科で飲み込みの検査をする時や嚥下訓練時に使用する時もあるので、少し詳しくお伝えできるかと思います。
まずこのとろみ茶の良いところはシンプルに味が美味しいところです。とろみが付いていることを考えても、お茶本来の味がしっかりしている印象があります。製茶メーカーさんだからできる技術なのだと思うのですが、香りも良く飲みやすいお茶だと思っています。
「抹茶入り玄米茶」「ほうじ茶」「緑茶」の3つのフレーバーがあるので好みに合わせて選べるのも魅力だと思います。どれもしっかり味の特徴が出ているので飽きずに飲めるのも嬉しいポイントです。(ちなみに私はほうじ茶が一番好きです。香ばしさがたまりません〜!)
作り方は、湯呑み1杯に付属のスプーン1杯分を入れ、飲みこみやすいとろみになるようにお湯を入れてかき混ぜるだけです。薄いとろみなら160-180ml、中間くらいのとろみにしたいなら100-120ml、しっかりしたとろみにしたいときは60-80mlのお湯を入れてあげればもう完成です。お湯じゃなく水でも作れるので、熱いのが飲みたい気分じゃない時はお水で作るのもありです!1袋100g入っていて約35杯くらい作れるようになっています。
粉の分量が「スプーン1杯分」と明確なのが実はすごく助かるポイントなんです。とろみをつける時は、用意された飲み物に後からとろみ粉を入れることが多いのですが、飲み物の種類やとろみ粉によって粘度が変わってくるので毎回安定したとろみにするのが難しいのです。とろみ粉は大きな缶に入っていたり、分包スティックになっていることが大半なので、人によって必要な粉の量を調節しにくいことがあります。「スティック一本全部使うととろみが強すぎるな…使う粉の量は半分くらいにしておこう」「この量のお茶なら大体このくらいの粉かな」など、とろみ粉を目分量で入れがちになることも多いです。もちろん手慣れている方は毎回安定したとろみにできるのですが、慣れないうちはなかなか難しいと思います。お湯やお水は計量カップで測りやすいので、作る人によってとろみがばらつくというのは防ぎやすくなります。
ポイントとしてはお湯を入れてからしっかり混ぜてあげることです。溶けやすいのでそんなに必死になって混ぜなくても大丈夫ですが、粉が底に残っていないか念の為確認しながら混ぜるとより均一になると思います。
株式会社宇治園さんの公式サイトなどネットでの販売もしているようですので、気になる方は是非検索してみてくださいね。
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